ウェディングレポート
大切なゲストをコロナ禍に招待していいのだろうか。不安な思いを抱えながら「今」結婚式を挙げることに意味があるだろうか。少しの情勢の傾きで延期にせざるを得ない不安を準備期間から抱えられていたおふたり。おふたりで延期をする場合の明確なラインをご決定された上で、この情勢下だからこそ「心から笑い合える時間をゲストと過ごしたい」と実施をご決断されました。
お料理を食べながら、楽しく笑いあっても安心いただけるようにアクリル板の設置や、受付には手作りの可愛らしいポップ付きアルコール消毒液をご準備してお迎え。また、「新婦様が初めて新郎様に手作りされたお料理」である「からあげ」での演出や、ファーストバイトでは「一生ふたりでおいしいものを食べましょう!」という想いを司会者からアナウンスし、昔からおふたりをよく知るゲストにも「夫婦」としてのおふたりを知っていただけるシーンに。おもてなしとしてこだわったお料理では、吹奏楽のサークルで出会われたおふたりらしく五線譜のソースなどのお料理アレンジや、楽曲に見立てたメニュー名でゲストに楽しんでいただく仕掛けを取り入れられました。
おふたりがおふたりらしくあることが、ゲストへの最高の贈り物だったと感じるような、おふたりらしさと笑顔であふれる1日でした。そして、ゲストと一緒に過ごされるおふたりを見て、ここにいる方々とこれからもずっと人生を共にされるんだろうなあ、と想像ができる素敵な空間でした。おふたりがゲストに楽しんでもらいたい、一緒に笑い合いたいとずっと前向きにご準備してくださったからこその1日だったと感じます。これからも、どうかおふたりらしく笑顔いっぱいで末永くお幸せにお過ごしくださいませ♡