ウェディングレポート
穏やかで、飾らないお人柄の新郎様新婦様。これまでの人生を支えてくださった大切な方々へ、感謝と敬意をこめて、丁寧にご準備を進められました。おもてなしの心を表すお料理やお酒には特にこだわられ、ゲストおひとりおひとりに想いを寄せられたおふたり。ゲストのお腹も心も十分にご満足いただける特別な一日となるよう、スタッフも心をこめてお手伝いさせていただきました。
かつては格式高い会員制クラブとして、多くの客人をもてなしてきた旧クルペ邸。木目を生かした内装やゴブラン織りのタペストリーなど、調度品の数々が特別感や非日常感を演出します。そんな異人館を一棟貸切にすることで、特別感がありながらもプライベート感あふれるアットホームな結婚式を挙げられることも旧クルぺ邸の魅力。また、選び抜かれた本物のアンティークが会場に彩りを添えるため、装飾や演出にこだわりすぎずとも、印象に残る素晴らしい一日を叶えていただけます。大切なゲストの皆様と、唯一無二の空間で過ごすあたたかな一日をイメージされながら、おふたりは旧クルぺ邸を晴れ舞台にお選びくださいました。
食べることが大好きで、飲食関係のお勤め先で出会われた新郎様新婦様。そんなおふたりに“お料理”に特化したおもてなしをご提案させていただきました。新郎様新婦様が大学時代を過ごされた思い出の地“高知県”にまつわるお料理や大好きなお酒を採り入れ、おふたりならではのおもてなしを。お打合せを進めていくなかで膨らんだおふたりの理想やイメージをひとつひとつお伺いし、プランナーとともにカタチにしていきました。
徐々に日が暮れ、幻想的なムードがただよいはじめる旧クルペ邸のチャペル。この場所から、おふたりとゲストの大切な一日がスタートしました。チャペルの扉が開かれると、肩を並べて寄り添われながら入場された新郎様新婦様。祭壇へと伸びる深紅のバージンロードを、一歩一歩踏みしめるようにして歩まれました。キリスト教式ならではの神聖な空気に包まれながら、神様に向けて誓われた永遠の愛。ゲストとの一体感が高められた、あたたかな挙式となりました。アフターセレモニーはガーデンにてブーケトスをされ、見事キャッチされたゲストには、新婦様がお好きなブランドのアイテムをブーケにしてプレゼント。たくさんの笑顔が生まれた、和やかなひとときを過ごされました。
披露宴会場は、ホワイトとイエローを基調とした可憐なフラワーで彩り、ナチュラルな雰囲気に。黄昏時から開宴する披露宴に合わせ、エントランスなどにキャンドルを配置し、よりドラマティックな空間を演出しました。ゲストテーブルには、ゲストおひとりおひとりに向けた新郎様新婦様からのメッセージカードをご用意。おふたりの愛と感謝の気持ちが綴られたアイテムは、ゲストの心をほっこりとあたためました。新郎様新婦様が会場へと入場されると、盛大な拍手でお迎えくださった皆様。ゲストと語らう夜の宴が、華やかにスタートしました。
ゲストの皆様にお腹も心も満たしていただきたいとの想いから、お料理のおもてなしを豊富にご用意された新郎様新婦様。まずは８種類の日本酒をご用意し、手作りのPOPを添えてビュッフェスタイルで皆様にご提供。居酒屋を営まれているご友人のご協力のもと、ゲストと美酒を酌み交わされました。またお酒に合うおつまみや、デザートもビュッフェスタイルでご提供。新郎様の出身地“養父市”名産の山椒を使用した、チキンの山椒焼きや山椒入りショコラテリーヌなどをゲストにご堪能いただきました。さらに、おふたりの思い出の地である“高知県”の名産魚・金目鯛を使用したお料理や、郷土料理・田舎寿司でゲストをおもてなし。おふたりの感謝の心と、オリジナリティを表現した数々のお料理が、ゲストのお腹の心を満たしました。
繊細なレースが印象的なロングスリーブのウエディングドレスとトーク帽をお召しになり、クラシカルな装いでお色直し入場された新婦様。旧クルペ邸の雰囲気とよくマッチしたおふたりのお姿に、ゲストからはひと際大きな拍手が送られていました。美味しいお料理やお酒とともに、ご歓談や写真撮影を存分に愉しまれていた皆様。あえて演出数を控えめにしたことで、ゲストおひとりおひとりとの密度の濃いアットホームな結婚式となりました。
この度は、誠におめでとうございました。ゲストの皆様を想いながら、ご準備を進めてくださる様子が印象的で、いつでも穏やかなおふたりとのお打合せは私自身心地よさすら感じておりました…！おふたりがたくさんこだわってくださったお料理やお酒も、ゲストの皆様にお喜びいただけてとても素敵な時間になりましたね＾＾今後もおふたりの幸せを願っております。末永くお幸せに。
